Win用ZIPパス検索ツール「SearchZipDD Win1.00」
ZIPパスを忘れてしまった!そんな時、SearchZipDD WInをどうぞ!
- 辞書データを利用して、ZIPパスの複合検索を行います。
- 辞書データの中から順番に単語を組み合わせていき、ZIPパスとしてトライしていきます。
- 辞書データはプレーンなテキストファイルなので、テキストエディタで辞書データの追加や変更も簡単に行なえます。
ZIP圧縮ファイルに関する仕様を完全に把握しているわけではないので、不具合が発生する可能性があります。
あらかじめ、ご了承ください。
SearchZipDD Winのアップデータをダウンロード
SearchCP WInからの改造アップデータのダウンロード
SearchZipDD WInの取扱説明書
- SearchCP Winをお買い上げいただいた方のみ使用が可能です。
アップデータをダウンロード後実行し、ファイル指定の画面でお手持ちのSearchCP Winを指定してください。
更新後のファイル(SearchZipDD Win)の保存場所を聞いてくるので、指定して保存します。
ZIPパスについて
「パスワード」をつけて「ZIP圧縮ファイル」を作成した場合、「ZIP圧縮ファイル」の中に小さな「暗号ヘッダ」が
作成されます。これは、「パスワード」と「暗号ヘッダ」で計算を行い、その結果と「暗号ヘッダ」内の値との一致
を調べることで、素早く「パスワード」の間違いをチェックする為のもののようです。
なお、「暗号ヘッダ」はあくまでも簡易的な「パスワード」チェック用なので、「256分の1の確率」で正解になって
しまいます。つまり、間違った「パスワード」でも正しいと判断してしまうことがあるのです。
「暗号ヘッダ」は「ZIP圧縮ファイル」内の「圧縮されているファイル」1つにつき1つづつあります。
そこで、SearchZipDDでは「暗号ヘッダ」を数個(最大6個)組み合わせて検索を行います。
「256分の1の確率」の「暗号ヘッダ」乗の確率で正しいパスワードを検索できるのです。
確率的に「暗号ヘッダ」が4個以上あれば、正しい「パスワード」が見つけられると思います。
しかし、「ZIP圧縮ファイル」内に「圧縮されているファイル」が少ない場合には、当然「暗号ヘッダ」数も
少ないので、正しくない「パスワード」がたくさん見つかってしまいます。
- 小さな「暗号ヘッダ」の計算ではなく、「圧縮されているファイル」全体に関して計算を行えば当然正しい
「パスワード」を発見することは可能ですが、それはとてつもなく時間のかかる事なのです。
もし、同じ「パスワード」で作成された「ZIP圧縮ファイル」が複数ある場合には、各「ZIP圧縮ファイル」内の
「暗号ヘッダ」を組み合わせて検索することもできます。SearchZipDD Winの「追加...」機能です。
各種の辞書
辞書はSearchZipDD Winと同じフォルダにあるTEXTファイル(拡張子が.TXTのファイル)が使用できます。
コードは一行にひとつづつ書いてください。
なお、SearchZipDD Winと同じフォルダにTEXTファイルが無い場合でも、[内蔵]の辞書(全キャラクタ、アルファベット、
アルファベット小文字、アルファベット大文字)が使用できます。
操作について
- ポップアップメニューで使用する辞書を選択できます。なお、辞書変更時は調査コードがリセットされます。
- 「開く...」のボタンは、ZIPファイルやSearchZipDD Winで保存したファイルを読み込みます。
- 「追加...」のボタンは、ZIP圧縮ファイルやSearchZipDD Winで保存したファイルから「暗号ヘッダ」を追加します。
- 「保存...」のボタンは、「暗号ヘッダ」や「発見されたコード」を記録した(テキストファイル)を保存します。
- 「登録」のボタンは、SearchZipDD Winと同じフォルダにあるzippass.txtに発見したコードを単語として追加します。
- 「コピー」のボタンは「最も最近発見したコード」(パスワード)をクリップボードにコピーする機能です。
- 「Start」のボタンは、検索を開始します。
- 「Stop」のボタンは、検索を一時停止します。
- 「調査開始コードの指定...」のボタンは、調査を開始する単語を指定します。単語は","(カンマ)で区切って入力します。
該当する単語が辞書に見つからない場合は、辞書の最初から(複合単語数1から)になります。
なお、表示できないキャラクタは $ + 16進数 で指定します。($00 $15 $80 $EF)
また、","(カンマ)や"$"(ドル)などのファンクションとして使っているコードを指定する場合はその前に"\"(円/バックスラッシュ)
を付けて指定します。(\, \$)
また、ここで「経過時間をリセットする」「発見コードをリセットする」の指定ができます。機能はSearchCP Winと同じです。
- 「辞書の操作...」のボタンで、読み込まれている辞書データの大文字/小文字変換などができます。
○何もしない、○大文字を小文字に変換、○小文字を大文字に変換、○1文字目を大文字に、以降を小文字に変換
また、「単語間にスペースをはさむ」の指定ができます。
- 「ファイル」メニューの「設定」で保存警告の設定が可能です。
注意
- CPコードと違い、ZIPパスはアルファベットの大文字/小文字を区別します。
- 辞書内に同じ単語が複数登録されていると、「調査開始コードの指定...」や「開く...」などが正常に機能しない事があります。
- 複合単語数が2の場合、単語数の2乗、複合単語数が3の場合、単語数の3乗の検索を行う為に、非常に時間がかかります。あらかじめ、ご了承ください。
- 検索には大変長い時間がかかります。ご了承ください。
- 「発見したコードの数」が複数になり、「最も最近発見したコード」以外のコード(パスワード)を見たい
場合には検索結果を「保存...」して、そのファイル(テキストファイル)をテキストエディタで開いてください。「発見したコードの数」が複数になった時点で表示されるコピーボタン横のポップアップメニューでも過去50個分は確認できます。
変更の履歴
- Mac版SearchZipDD1.06とほぼ同等の機能です。(Ver1.00)